うりぼう🐗のもも肉と内臓とヌートリア🐭を捌いて食べた
うりぼう(イノシシの子供)のもも肉、イノシシの内臓セット、ヌートリアの枝肉を仕入れて、調理室でみんなでお料理して食べるイベントを開催しました。
今年の3月にも、うりぼうと鹿を捌いて料理して食べるイベントを開催しましたが似たような感じ。
お肉の調達は今回もこちら、ノブレス・オブリージュさんに全てお願いしましたm(_ _)m
お料理したお肉(と内臓)はこちら。
骨付きもも肉 8.08 kg。15、6本くらいあったかな。小ぶりなので扱いやすい。
内臓セット約 2kg。手前左から時計回りに心臓(ハツ)、肝臓(レバー)、肺(フワ)、腎臓(マメ)、膵臓(チレ)の5種類。
ヌートリア 1.13 kg。頭と内臓を取って皮を剥いだ状態。
ヌートリアってなにさ!? というと↓こんなやつです。写真は Wikipedia から。齧歯目の外来種です。西日本を中心に定着してしまったらしく、猟師さんが駆除してくれてます。
以下、写真でイベントの様子をお届けします。
全体の様子はこんな感じ。調理台にばらけてそれぞれ捌いたりお料理したり。
手前の男性はヌートリアを捌いてるところ。
うりぼうの中華風煮物。ピリ辛。
うりぼうの味は豚肉に似てて(近縁種だしね)、でも身質がよりしっかりしていて、味も濃い。臭みは特に感じない。下手な豚肉より美味しいんじゃないか。
うりカツ。どんなお肉でもカツは安定して旨い…!
ハツのアヒージョ!コリコリの食感が美味しい。
調理前のハツ。
朴葉(ほおば)焼き。なにそれオシャレ…!
コンフィ。これもオシャレ!
こちらはヌートリアのソテー。鶏肉に近い味。クセも臭みも全然なくて、とっても美味しい。
ヌートリアの後足の姿揚げ。ツメがチャームポイント♡
Anova で2時間かけて低温調理した、うりぼうもも肉。しっとり柔らかくて美味しい!
イノシシと言えばの、ぼたん鍋。味噌ベースの鍋に途中でバターを溶かし入れたら更に美味しくなった。
今回のインパクトあったで賞、イノシシのマメ(腎臓)のウスターソース煮。腎臓の臭み抜きをせずに作ったら、腎臓が何を作る臓器なのかよく分かる香りに仕上がりました笑(早い話がオシッコ臭いw)
匂いはキツいけど、口に入れてしまえば普通に美味しいホルモンでした。
そんな腎臓の元の姿。
イノシシのレバーパテ。うまい!バゲットに乗せて頂きました。
もも肉を油で煮込んでミンチにしたリエット(風)。これもバゲットに乗せて。美味しいー。
チレ(膵臓)の味噌煮込み。レバーみたいな味だけど、スポンジ状の組織だからか食感がジャキジャキしてる。悪くない。
などなど!
みたいな感じでした。実際はこの倍近い料理が作られたと思います。
美味しい料理を食べて、自分でも作って、お腹いっぱいになって、幸せな時間でした。
参加者の皆さんにはほんとに感謝です。作ってくれるお料理はどれも美味しいし、何も言わずとも洗い物やら片付けやらして頂いてましたし、非常に、ほんとーに、助かりました🙇♂️
自分は主催者として、ミスや準備不足、周知不足な点も多々あり、反省しきり🙇♂️精進したいと思います。
とはいえまあ、ゆるく楽しく続けられたらいいなぁなんて思ってます。
ちなみに、今回のイベントでかかった費用は、お肉代、食材や調味料などの材料費、調理室代あわせて5万円ほど。参加者18人で割って一人2800円でした。
また気が向いたらやりますー
追記:参加頂いたたけおさんのブログエントリ→ 190923-2 (二日前だけど)ウリ坊とヌートリア捌いてきた - たけおのブログ

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