ヒンドゥー教の女神ドゥルガーのお祭りでカレーを食べた
ヒンドゥー教のドゥルガー女神のお祭り、ホーリー・ドゥルガー・プージャに行ってみました。場所は亀戸文化センター。
今年の2月に行ったホーリー・サラスヴァティ・プージャと同じく、在日インド人(ベンガル人)コミュニティが主催です。
ドゥルガーさんは魔神マヒシャを倒すために生まれた女神で、10本の腕それぞれに神々から授かった武器を持ち、ライオンを駆って魔神を倒したんだそうな。
受付を済ませて、
ホールに入るとステージにはドゥルガーさんを始め神々の像が祀られてます。
左から、
- ガネーシャ(象の頭の商売の神様)
- ラクシュミー(幸運の女神。日本では吉祥天。足元にフクロウを従えてる)
- ドゥルガー(本日の主役。右下にいるのはフレディ・マーキュリーじゃなくて彼女が倒した魔神マヒシャ)
- サラスヴァティ(日本では弁才天。琵琶っぽい楽器を持ってる)
- スカンダ(軍神。足元にクジャクを従えてる)
だと思います、多分。
11時開始のはずが、1時間くらい遅れてゆるっとスタートしました。こないだのサラスヴァティ・プージャでもそうだったけど、彼らは時間感覚がおおらかですねえ。
午前中は儀式。宗教的な歌っぽいのを何曲か歌ってました。
入場券にはランチとお茶のチケットが付いてて、切り離せるようになってまして
ランチチケットと交換で仕出しのカレーランチを頂きました。
こんな感じ。野菜カレー、豆カレー、インディカ米、チャパティ(無発酵パン)、パパド(薄焼きせんべい)、野菜の揚げたの、グラブジャムン(ドーナツのシロップ漬け)が2個でした。普通においしかった。
プージャ(儀式)のパートは午前中で終わり、午後は「カルチュラル・プログラム」。
インド音楽の演奏に合わせて唱ったり、
いかにもなインドらしい舞いを見せてくれたり、
子どもたちも可愛らしいダンスを披露してくれたり、
おっさんのカラオケ?を聞かされたり(笑)
インド人コミュニティの学芸会みたいな内容ですね。
インド文化を垣間見られてそれなりに楽しいのですが、3時間くらいえんえん続くのでダレてくるんですよねえ…。
途中疲れたので離席して、もう1枚のチケットでチャイを貰いに。
インドのスナック菓子も売ってたのでついでに注文。
パニプリ (Pani Puri) 500円。揚げたボール状の殻の中に芋と豆のペースト、青唐辛子ジュース、タマリンド水などを入れたお菓子。初めて食べたけど美味しいですね。
パニプリ (Pani Puri) 500円。揚げたボールに一箇所穴を開けて、芋と豆のペースト、青唐辛子ジュース、タマリンド水などを入れたお菓子。初めて食べたけど美味しいですね。
パニプリにセットでついてきた唐辛子のジュースは辛かった。
カルチュラル・プログラム、終了予定時間を1時間オーバーしてもまだ終わらなそうだったので、時間の都合で途中で離脱しちゃいました…。
子供たちの出し物はカワイーんですけどね。
この後、チケットに書かれた数字を使った抽選大会、
そしてシメに AARTI(アーティ)という火の儀式を執り行ったようです。
アーティ、YouTubeで検索してみるとこんな感じらしい。
ここまで本格的ではなかっただろうけど、ちょっと見たかったなー。
身近な異文化が覗き見れるこういう機会はよいですね